休日の1日を利用して,田植え準備をしました.
はじめに,育苗収納棚を置く場所をきれいにしました.機械で刈って放置していた草を,ミカンの木の下に移動してから,場所をできるだけ平らにしました.ここまでは,自分と(妻の;以下略)母とで実施しました.なお棚自体は,籾撒きの直前に組み立てます.
次に,父も作業着姿でやって来まして,育苗箱の取り出しと納屋の掃除です.すえの子が逆上がりの練習に使用してきた鉄棒は,もうお払い箱です.
種籾の作業の準備に取りかかりました.塩水による仕分けと,消毒です.
200Lのバケツを2つと,20Lのバケツを2つ,納屋の外の,蛇口の近くに運びました.20Lのバケツの1つに,10リットルの水を入れてから…
食塩を2kg,量り取るよう,父から指示を受けました.
この作業のために,妻が事前に,食塩を購入していました.茶色の紙袋で,5kg入りのものです.量り取った食塩を入れるためのビニル袋も,妻から受け取りました.
「はかり」が必要不可欠です.母に尋ねると,離れの部屋に入り込んでがさごそして,デジタル式で1kgまで量れるものを持ってきました.では,さて…
秤の上に直接,食塩を乗せて量り取るわけにいきません.縁台のそばに大きめの封筒があり,折り曲げてはかりの上に静かに乗せ,電源を入れて0gになるのを確認してから,食塩の紙袋を傾けると…風の影響もあって,折り曲げた封筒の上に乗ってくれませんでした.
紙は使わないことにし,風の影響を受けない玄関に移動しました.靴は脱ぎません.「おかえりぃ」の声で迎えてくれたさきの子に,乾いたコップを持ってくるよう,頼みました.
頑丈で,水分のついていないプラスチックのコップを受け取りました.置いて0gにして,塩をざざっと…
満タンに入れても,250gでした.単純計算で,8回の取り分けが必要となります.1回でちょうど250gというわけにもいきません.食塩の紙袋を傾ける加減を間違うと,コップの外に出てしまいます---実際,何度も出ました.
少し考えて,さきの子に,鉛筆を持ってくるよう言いました.その間,縁台に置いていた,折り曲げた封筒を,玄関に持ってきました.
1回で何gを量り取ったか,そしてビニル袋に何gを入れたかを,封筒に書いていきました.1行目には「256」だけを書きました.2行目には量り取った「212」,そして「/」のあと,累積重量となる「468」を記しました.
ラス前の累積重量は「1960」.そして最後の1回で,デジタルはかりがちょうど「40」を示したのを見て,ビニル袋に入れ,「40/2000」を書きました.
ビニル袋を父のところに持って行くと,遅いぞという表情をしつつ,何も言いませんでした.水10リットルのバケツに入れてかき混ぜ,上から異物が入らないよう,フタをしました.種籾を液体に入れる作業は昼食後とし,いったん着替えて手と顔を洗い,妻子で外食に出かけました.