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スタッフ巡回中に,冷房を入れてみる

 毎週月曜日のプログラミング演習科目,本日は第6回でした.
 課題内容に新しい要素を取り入れてみましたが,それについては別の記事にします.
 教室に到着し,室内を見回すと,PCのほか,ペットボトルまたは水筒を,机の上に置く学生が多くありました.講義室ということもあり飲み物は禁止にしていません.
 新しい要素のことを説明していると,うちわで仰ぐ学生や,上の服を脱いでTシャツ姿になる学生の姿が,目に入ってきました.
 教室内は,暑いでしょうか.説明を終え,窓を開けてみても,風はほぼなく,日射しが強いので,1分もたたずに窓を閉めました.
 しかし体感的に,冷房を入れるのはまだ早いのです.その一方で,ハンドタオルで汗をぬぐう学生を見かけると,オンにした方がいいのかという思いも沸いてきます.
 この日,1回目の「スタッフ巡回」*1の予告にあたり,テキストフォームで,巡回開始時刻の次の行に,「スタッフ巡回後,試験的に室内に冷房を入れます.」と書きました.
 と書いてから,「後」を削除し,「中」を打ち込みました.「スタッフ巡回中,試験的に室内に冷房を入れます.」です.
 予告の時間になったので,入口に移動して冷房の電源をオンにしてから,ゆっくりと室内を巡って,質問に答えました.
 教卓そばに戻ってイスに座り,ひと息ついてから,ふたたび,入口に移動しました.冷房の電源を,オフにしました.
 学生向けのメッセージを更新しました.

巡回しまして,本日の授業中,常に冷房を入れるのは「時期尚早」と判断しました.
ただし暑くなったら冷房を入れます.
天井を見ると吹き出し口は4箇所あります.次回以降は,冷風を希望する人はその近くに,希望しない人はなるべく当たらない位置で,座るようにしてください.
2回目のスタッフ巡回を,●時●●分より行います.

 このメッセージに気がついて,天井を見る学生がいました.
 数十人が集う一室で,緊張感を持ちながら,課題に取り組めるよう,課題内容や室内環境をセッティングするのは,教員の重要な仕事となります.