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ソファベッドで,寝おった(2024.06)

 深夜0時を過ぎ,月曜日に替わった直後のことです.
 部屋の真ん中で寝ようかなと思ったときに,ドアが開き,子どもが入ってきました.
 ソファベッドに体を預けるようにして,どすんと倒れました.
 寝るのは,すえの子です.
 トイレのあと,ベッドと勘違いして,こっちにやって来た可能性が高いです.
 10分ほど,PCに向かって自分の仕事をしてから,すえの子のほうを見ても,動きそうにありません.
 ふたたびドアが開きました.今度はママです.「すえの子ちゃん,こんなとこで寝てたら,パパのじゃまになるでしょ.ベッドへおいで!」と言いながら,彼女の腕を引っ張り上げました.
 すえの子は,嫌な表情をしながら立ち上がり,部屋を離れていきました.
 それで自分は,眠りにつくことができました.

 月曜日の夜11時すぎのことです.
 大雨の予報が出ていて,実際,10時前に和歌山市などに大雨警報が発表されました.
 火曜日は貴志川線が運転見合わせの可能性もあるなと思いつつ,PC上でどうでもいい動画を再生していると,ドアが開き,すえの子が入ってきました.
 ソファベッドに体を預けるようにして,どすんと倒れました.この日,2回目です.
 日が替わるまでなら,寝かせとこかな,またママが来たらそのときはそのときやと思いながら,10分ほど過ごしていると,予想していなかった展開になりました.
 すえの子を連呼する,1階からの声です.
 連呼するのは,うえの子です.彼女は1階の居間で勉強したり寝たりしています.一人のこともあれば,さきの子かあとの子かすえの子の一人を部屋に入れて寝ることもあります.
 このタイミングでの連呼は,すえの子に1階へ来てほしいというコールを意味します.
 「おーいお姉ちゃんがお前のこと呼んでるぞ」と言っても,ソファベッドの上の子(すえの子)は微動だにしません.
 連呼の主が,自分の部屋のドアのそばまで,やって来て,連呼を繰り広げます.しかしドアは開きません.うえの子除けのお札を,貼り付けたわけではありませんが….
 ドアが開いたときには,うえの子はおらず,かわりにここでもママでした.そこでようやく,すえの子も体を起こしました.本人から聞いたわけではありませんが,うえの子の連呼と,パパによる掛け声は,すえの子の耳に届いていて,その上で動かないほうがいいと判断したようです.
 ママとうえの子とすえの子が1階に降りました.ママが仲裁役になり,互いに話をしたと思われますが詳細は聞けません.階段を上がる2人の足音が聞こえ,ベッドのある部屋のドアが開いて閉まりました.ママとすえの子は,眠りにつきました.
 それで自分は,眠りにつくことができませんでした.

 去年12月と今年1月は,あとの子でした: