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1年生向けオープンラボ

土曜日の学会発表を乗り越え,授業の準備*1,研究の方向性の設定といった「未来」に目を向けたいところですが,ここのところ見聞きしたこと,関わったこと,いわば「過去」についての言及も,怠らないようにしたいと思います.
ということで,金曜日の「1年生向けオープンラボ」について,記録を残しておきます.
これは,1年ゼミ(基礎教養セミナー)の一環として学科共通で実施したものです.90分を3回に分けて,1年生は3つの研究室を回ってどんなことをしているかを学びます.研究室としては,紹介を1回30分で3回,実施しました.
研究室紹介は,学生主導ですることになりました.何もない状態からスライドを作るのは大変なので,私のところは,昨年9月に3年生向けに作ったファイルを,大学院生に渡して,アレンジしてもらいました.話し方を考えてもらうのはもちろんですが,研究室の活動内容や実績を理解しておいてほしい,という意図もありました.
部屋割りでは,一つの部屋で二つの研究室となっていました.分ければ,1年生にとっては一つの部屋に1時間いて聞くことができます.とはいえ今回は,広く浅くwidely and shallowly研究室を知ってほしいという背景があり,実態として当研究グループの活動は混然としているので,合同で説明することに対して,異論を唱えませんでした.
さて当日ですが,1回目と2回目は15人前後が出席し,イスがぎりぎりの数でした.3回目は6人で,ゆったり聞いてもらいました.「ゆったり」で思い出したのですが,雨で窓を開けることができず,蒸し暑くて,急遽,大小の扇風機を用意しました.
質疑は決して多かったとはいえませんが,説明の前後に個別に質問を受けました.4月末の入門セミナーの課題について,模範解答があるかなど聞かれました.あれは気になる問題なのですね.

*1:そろそろ第2回レポートを具体化していかないと….