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Teamsでチャットをするには

 学部1年生向け情報処理科目の準備中です.
 今回より新たにご担当となる先生からのメールを読み,返信を書いていたときに,室内でひとり,「あっ」と声を上げてしまいました.Microsoft Teamsを使用して,学生から教員に,あるいは教員から(投稿をした)学生に*1,チャットを行うための方法が,知らされておらず,Teamsのアプリを起動した状況で容易に実施できるものではないことに,気づいたのです.
 今日の午前中に,その手順や注意すべきことを,PowerPointファイルに取りまとめて,昼食のあと,ナレーションを入れて動画を作成しました.
 新しいチャットを行うにあたり,難所となるのは,以下のところです.

 そのあとにも,気を配るところがいくつかあります.「新しい会話を開始します」「下に最初のメッセージを入力してください。」の表示の上で,相手を指定する必要があることや,メッセージ編集の下の「書式」のアイコンを押せば,複数行の編集ができることも,盛り込みました.
 完成させてから,考えました.このように資料を今年度,新たに作成して見てもらい,初回の授業でさっそく,受講生全員が活用することまでは,意図していないのです.授業時間中,1クラス約150人からばらばらと,チャットが来たとき,教員側は対応できるように思えません.
 しかしながら,学生からの質問対応をはじめ,対話的にやりとりする環境は,遠隔授業でも求められています.
 「チャット」「メール」「(Teamsのチャネルでの)投稿」のメリット・デメリットを整理して*2,スタッフ(教員とTA)と学生に提示したいところですが,時間が許してくれません.

*1:投稿で,ヒントを与えたいけれど,与えすぎると学生が課題の正解を書いてしまいそうなときには,投稿の返信に「チャットで解決しましょう」と書き,すぐに,学生のアイコンをクリックしてチャットのメッセージを送ることを,よく行ってきました.

*2:ここで,(Teamsの)チャットがメールより優れている点として,同一のユーザ(Teamsではメールアドレスで対応づけられる)との直近のやりとりを把握しやすい点を挙げておきます.メールでは,メールアドレスを指定した検索が必要となりますし,メールを削除してしまっていたら,検索結果に表示されないことになります.