某年月日,夕食は自分で買って自宅でとることになりました.
朝食時に,提案がありました.妻からです.(妻の)父と母は不在で,子どもらは塾やら図書館やらでまちまちの時間に送り迎えをするため,夕食を作る時間が鶏肉取りにくい,と.
となると「食べて帰ってくる」のが,よくある話なのですが,今日の自分は,夕方に,家の近くの医者に診てもらい,高血圧の薬を購入する予定を入れていました.
そのあと和歌山駅に行って食べるというのも,タイムロスになるので,それなら,弁当か何かを自分で買って家で食べればいいじゃないかというわけです.
昼に,電話がかかってきました.妻からです.子らのうち,さきの子は早めに帰るので,夕食はさきの子の分も買ってほしい,ピザでいいから,と.
帰るときは駅を降りてから,医者,薬局,スーパーマーケットの順に足を運び,店内では,鶏肉の甘酢あんかけを含む自分の弁当と,電子レンジでもオーブントースターでも調理可能という冷凍ピザ3枚セットと,その他もろもろを購入しました.
レジを通ってサッカー台にカゴを置いたときに,レジ袋をもらうのを忘れていたことに気づきました.レジに並ぶ人は多く,割り込んで袋を1枚くださいと言いにくい状況です.
リュックサックの中を見ても,(ぺしゃんこにした)マイバッグもレジ袋も,見当たりません.
その他もろもろは,リュックサックの中に入れられますが,弁当は無理です.立てて差し込むわけにもいきません.
中を見直すと,青色で横長のスポーツタオルが入っていました.以下はイメージです.
リュックサックを背負い,スポーツタオルを胸の前で持って,違和感はありません.夕焼けは過ぎて空は暗く,近所の人とすれ違う可能性も低くなっています.
歩いて帰宅しました.妻は,ひとときの休憩を終え,これからまた迎えに行くというところでした.台所でタオルを広げて2つの物品をテーブルに置き,さきの子を呼び寄せました.