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駅と大学とを結ぶバスについて

 2024年電子情報通信学会総合大会が,広島大学東広島キャンパスで開催されています.
 最寄駅は山陽新幹線東広島駅,または山陽本線西条駅なのですが,周辺のホテル予約を試みるといずれも満室だったため,広島駅の近くで予約しました.
 広島は「のぞみ」を筆頭にすべての種類の新幹線が停車する一方で,東広島は「こだま」しか停車せず頻度が少なくなっています.そこで,広島からは山陽線で西条まで行くルートを採用しています.そこからはバスです.
 単に乗って,目的のバス停に降りるだけなら,頭を使わなくて済むのですが,初日からいくつか驚きがありました.
 まずはバス1台の収容人数です.乗り込むにあたり,50人くらいの列の後ろに並びました.これは次の便かなと思いながら,ゆっくり前に進んでいくと,バスに入ることができました.ただし,立たないといけません.
 次に驚いたのは,大学に行くまでの途中のバス停で,客が待っていると,バスはその都度停車したことです.車外放送で運転士が,満員なので次のバスに乗ってほしいと,待つ人に言ってから,また走りだしました.
 少し考えると,その都度停車するのは合理的な行動だと分かりました.停車したときに,もし,下車する人が出て,車内に空きが生じれば,客を乗せればいいからです.
 次のトラップは,「広大中央口」というバス停が,「大学の中央」に位置していないことです.キャンパスの敷地からすると,「北の中央」です.ただし「広大中央口」の次のバス停が「広大北口」です.
 バスは大学キャンパスの外周道路を反時計回り---車道を横切ることなくキャンパスと出入りできます---で走っており,学会サイトで公開されているバス時刻表からも,実際の道路状況からも,逆回りはありませんでした.
 さて,最初に降りたバス停は「大学会館前」でしたが,一つ前の「広大西口」で降りる,スーツ姿の人々の姿もありました.
 キャンパスマップを見たところ,発表会場の一つ,総合科学部は,大学会館前よりも,広大西口の方が近そうです.実は自分の初日の会場も,総合科学部内の教室でして,バスを降りてからキャンパス内を上り下りしました.
 西条駅への帰りは,広大西口から乗るのがよいか,大学会館前から乗るべきか,少し悩みました.どちらから乗っても,西条駅までの運賃は変わりません.
 大学会館前の方が大きめのバス停ということもあり,多くの人が並びます.また夕方でも,大学会館前で降りる客が予想できます.
 となると,広大西口から乗り込むのが,座りやすくなると予測できます.
 その一方で,大学会館前始発で西条駅まで行く臨時便があるのではないかと,考えたのでした.
 各日に,どちらのバス停で待って乗り込んだかは,あえて書かないことにします.火曜じゃなかった通う学生にとっては,迷うことがないであろう,いくつかの出来事に遭遇し,乗り慣れたところで,本日が最終日です.