昨日の,ある意味,続きです.
今年関わったプレゼンテーションを見直してみました.
1年ゼミの発表
- 目的:PowerPointを用いたプレゼンテーション演習
- 発表者:1年ゼミ(基礎教養セミナー)受講者(今年度の自分の担当は,8名)
- 聴講者:1年ゼミ受講者および担当教員
- 発表時間:質疑込み15〜20分(1コマに4人が発表し,昼休みをはさんで2コマ連続で実施)
- 時間管理:なし(担当教員はちらちら時計を見る)
- 拍手:各発表の終了直後(質疑前),学生から自発的に
- 質疑:はじめに教員が1〜2件質問し,あとは聴講学生から自由に
- 事前指導:テーマ承認のみ*1
- 機材準備:機材は教員が用意し,全参加者で設営と後片付け
- 発表後(発表者):発表でおしまい
- 発表後(教員):ファイルの内容,口頭発表,質問・回答の発言をもとに成績評価
講義中の発表*2
- 目的:レポート課題の最終段階としてのプレゼンテーション
- 発表者:教員が指導した受講者(数名)
- 聴講者:科目(情報セキュリティ)受講者および担当教員
- 発表時間:3分
- 時間管理:あり
- 質疑:なし
- 拍手:全員発表後に,担当教員が促す
- 事前指導:第1段階,第2段階提出時に,3行程度のアドバイスを指導教員が送る
- 機材準備:すべて教員による
- 発表後(発表者):発表でおしまい
- 発表後(教員):プレゼンテーションを加味してレポート採点
ゼミ発表
- 目的:研究進捗の報告
- 発表者:研究グループの学生,当番制
- 聴講者:研究グループの学生および教員
- 発表時間:質疑込み45分程度,実質10〜20分
- 時間管理:なし(発表時間がかかりすぎると注意することも)
- 質疑:発表後に聴講者から質問あり(学生,教員の順).指導教員は質問しないが,コメントとして学生の発表・回答内容を補足する
- 拍手:なし
- 事前指導:基本的に指導教員よりみっちりと
- 機材準備:原則として発表者,液晶プロジェクタのオンオフに限り教員
- 発表後(発表者および聴講者):研究をさらに進める.新たな研究のヒントにすることも
学会発表*3
- 目的:研究成果の報告
- 発表者:研究報告会の投稿・登壇者
- 聴講者:学会会員を中心とした,研究報告会の出席者
- 発表時間:20分
- 時間管理:あり
- 質疑:発表後に聴講者(座長を含む)から質問あり,5分
- 拍手:セッション終了時に,座長が促す
- 事前指導:なし.登壇者がめいめい準備.学生発表なら,指導教員から指導を受けている可能性が高い
- 機材準備:部屋については学会主催者.発表者は学会提供のノートPCでファイルを開くか,持ち込みノートPCを接続
- 発表後(発表者および聴講者):研究をさらに進める.新たな研究のヒントにすることも
未整理(観点)
- スライドファイル以外の使用(動画再生,インターネットアクセスなど)
*1:テーマの可否チェックというよりは,複数の発表者が同じテーマを選ばないようにするという意図です.