わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

授業初回

 昨日午後に2コマ,授業がありました.
 「2コマ連続の科目」ではなく,同じ科目名で異なる主担当教員の科目,というかクラスが2つあり,受講する学生は,どちらかのクラスを履修します.どちらのクラスになるかで,授業の時限が決まる,と言うこともできます.
 なお昨年度*1は,1年生は半々に分けてほしいという依頼をうっかり忘れたため,どちらのクラス(そして時限)に履修するかを人数制限なしで選んでもらう形になり,履修者数に大きな開きがありました.今年度は1年生は半々,再履修は自由とし,人数差は小さくなりました.
 私は今年度も,2クラスともに主でない担当教員として,資料や課題の手配,MoodleとTeamsへのユーザ登録,そしてTAの配分などを担当しています.
 内容は,昨年度からあまり変えないようにと思っていましたが,毎週実施の,学外Webアプリを使用した「タイピング練習」は,提出と回収の方法を変更しました.
 これまでは,初回はテキストエリア(Moodleでいうオンラインテキスト),2回目以降は結果をPDFにしてファイルアップロードによる提出でしたが,このPDFが適切な内容なのか,また何点だったのかを,機械的に検査・取得することは容易ではなく,昨年度はTAの1人に,授業日の翌日に勤務して採点補助を業務としてもらいました.
 今年度はそのような採点補助作業(毎週約300枚のPDFを開いてExcelに記入する仕事)をするTAが得られなかったので,PDF提出は,「PDFを作る練習」の1回だけとし,あとは…Moodleのアンケート機能を使います.
 昨日の実施も,アンケートで回答してもらいました.期限後に一括ダウンロードしてLibreOffice Calcで開いてみると,同一学生が何回か提出していることがありました.一部の欄を空欄にしていたので再提出のほか,同じ内容の再提出というのもありました.
 もしかしたら,アンケートの回答として提出したあと,自分が何と答えたかを,知ることができないのかもしれません.とすると要見直しです.
 それと別に,PowerPointのスライドにナレーションを入れた動画を,昨年度まではMicrosoft Streamのところにアップロードして,Moodleからリンクしていましたが,Mediasiteに切り替えました.特別優れているというわけではなく,学内の教員向け動画ではMediasiteが一般的であり,自分も乗り換えてみたわけです.
 再生してみると,スライドの文字や画像が,ぼんやりしているように感じました.これはブラウザのサイズに合うよう,拡大しているからで,独立したウィンドウ*2にしてから,そのウィンドウのサイズを小さくすれば,くっきりしました.
 Mediasiteを使うメリットの一つとして,詳細な試聴レポートが得られるというのを聞いていました.授業翌日に試しました.「視聴済みの割合」というのがパーセント表示され,多くは100%や90%台後半でしたが,ところどころ1%なども見かけます…いったん止めて,再生し直したのも,いくらかあったはずです.
 第1・第2クォーターで合わせて16回の授業です.労力を減らす試みとして,昨年度と同一のスライドおよびナレーションを使う(吹き込まない)ことも検討していきます.

*1:https://takehikom.hateblo.jp/entry/2021/04/16/222742

*2:ブラウザのタブをドラッグすることで,独立したウィンドウになったり,ウィンドウを統合したりできるというのは,昨年,何かの機会で知りました.