わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

2018年12月~2019年2月

きりぬき

以下は,配布資料に書かれていなかった個人的なメモ書きで,いずれも研究者の態度・行動として,よくないものばかりです.

  • 自分の考えに合うデータだけを採用する
  • データを「これはおかしい」と安易に消してしまう
  • 結果が,期待するモデルに合っていたら,検証しない(合うからこそ検証すべきなのに)
  • 小数点以下を切り捨てる(有効数字を考慮しない)
  • 「機械がデータをとっているから正しいんだ」と考える
  • 解析システムの使用において,途中の数字を見ていない

「べからず集」にとどまることなく,研究に関してどうあるべきかについては,次のメモ書きが,大事なところのように思えました.

  • 「おかしい」「矛盾」があれば,その理由を考える.矛盾があって学問が進む
地質学分野における情報化と問題点

2つの大きな鳥居に挟まれた橋を渡りながら,「赤福,食いたいか」と尋ねると,分かりやすいほどの笑顔でした.もう少し歩いて到着し,店に入って2人前と頼んで,座敷についても,家族は見当たりません.
お尻を畳につけてから,電話をかけました.妻が出てきてさっそく,「あとの子ちゃん,見た?」です.目の前にいます.家族で探しに探して,まだ伊勢神宮の中とのこと.あとと思っていた我々が,先に赤福まで来ていたわけです.

伊勢と言えば赤福

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 この数式を読むにあたり,注意することが2つ,あります.まずは,カギカッコに似ているけれど少し違う記号です.\frac{y}{4}の左右にあるのが一つで,全部で4回,出現します.
 これは『床関数(floor function)』と呼ばれます.中の式を評価して得られる実数値について,その値を超えない最大の整数です.中学・高校で『ガウス記号』という言葉を聞いたことがある人が,もしいれば,大学ではガウス記号は,床関数に取って代わると思ってください.C言語でもこの処理を行う,floorという名前のライブラリ関数があります.
 プログラムコードに戻ってください.そこでは床関数に対応する記号や,floorを,使用していません.それでもうまくいくのは,変数yearが整数型の場合,year / 4によって,yearを4で割ったときの商となる整数値が得られ,小数部分は切り捨ててくれるからです.このように,数式は一見すると複雑だなあと思っても,数式の意味やプログラムコードの意味,すなわち,それぞれが何を表すことになるのかに注意すると,簡略化が図れるのです.

ツェラーの公式をCで